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2025/08/26 「相続が起きる前に必ずやるべき2つのこと」
突然ですが「相続」という言葉を聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
「税金がかかるのでは?」
「遺産分けで兄弟が揉めるかもしれない…」
「手続きが複雑そうで大変そう」
多くの方が、このような不安を抱かれます。実際、相続を経験されたご家族の多くが「もっと早く準備しておけばよかった」と口を揃えておっしゃいます。
相続トラブルの大半は“相続が始まる前”に準備をしていなかったことが原因です。
今回は、円満でスムーズな相続を実現するために 「相続が起きる前に必ずやるべき2つのこと」を詳しくご紹介いたします。
1️⃣ 財産の棚卸し(資産と負債の見える化)
まず大切なのは「財産の全体像を明らかにすること」です。
相続人が一番困るのは、「どんな財産が、どれくらい残されているかが分からない」という状況です。
例えば、銀行口座が複数に分散していたり、不動産が親の名義のまま放置されていたり、借入や保証債務が隠れていたりすると、相続人は情報収集から始めなければなりません。時間も労力もかかり、時には相続税の申告期限(相続開始から10か月以内)に間に合わないケースもあります。
そこで必要になるのが「財産の棚卸し」です。
📌整理しておきたい項目の例
不動産:登記簿謄本、固定資産税の納税通知書で所有者・地番を確認
預貯金:金融機関ごとに残高証明を取得、通帳コピーをまとめる
有価証券:証券会社の口座明細、株式や投資信託の一覧
生命保険:加入保険の内容、受取人、保険証券の所在
借入金・連帯保証:契約書や返済予定表を確認
その他:貴金属、美術品、会員権、仮想通貨なども忘れずに
この作業をしておけば、相続人はスムーズに財産を把握でき、相続税が発生するかどうかの目安も早い段階で分かります。
さらに、財産のリスト化を行うことで「この不動産は将来売却した方がよいのでは?」「相続税対策をしておいた方がいいのでは?」といった見直しのきっかけにもなります。
専門家(税理士・司法書士・不動産会社など)に相談する際も、この財産リストがあれば非常にスムーズです。
2️⃣ 遺言書の作成(意思の明確化)
次に重要なのが「遺言書の作成」です。
相続でもっとも多いトラブルは「誰がどの財産を受け継ぐのか」を巡る争いです。
特に不動産は分けにくい財産です。
「長男が同居している家をどうするのか」
「実家を売却して平等に分けるのか」
「土地を複数人で共有するのか」
これらを相続人同士で話し合うのは難しく、感情的な対立に発展することも少なくありません。
そこで必要なのが「遺言書」です。
遺言書があれば、相続人はその意思に従って分割を進めることができ、トラブルを未然に防ぐことができます。
遺言書にはいくつか種類がありますが、特に安心なのは 公正証書遺言 です。
公証役場で公証人に作成してもらうため、形式不備で無効になるリスクがなく、原本も公証役場で保管されるので紛失の心配もありません。
また、家庭裁判所の「検認」手続きも不要なので、相続発生後の事務手続きがスムーズに進みます。
さらに遺言書には「付言事項」を書き添えることができます。
「なぜこのような分け方をしたのか」「家族への感謝の気持ち」などを言葉として残すことで、相続人が納得しやすくなり、争いの防止につながります。
✨まとめ
相続が起きる前に必ずやるべきことは、
財産を整理しリスト化して、資産と負債の全体像を見える化すること
遺言書を作成して、自分の意思を明確に残しておくこと
この2つを準備するだけで、相続の手続きは格段にスムーズになり、家族間のトラブルを大幅に減らすことができます。
相続は「いつかやればいい」と先送りにされがちですが、いざ相続が発生すると、時間との戦いになります。だからこそ、元気なうちに準備を進めることが一番の安心につながります。
👉「財産の棚卸しをどう進めたらいいのか分からない」
👉「自分に合った遺言書の作り方を知りたい」
そんなときは、専門家へ早めにご相談ください。
ご家族の大切な未来を守るために、私たちがサポートいたします。
ご家族に安心を残す最初の一歩、ぜひ今日から始めてみてください。
